【2009-2010】フィギュアGPエリック杯 in France／男女シングル結果など

contents

1 女子シングル
- 1.1 キム・ヨナ選手の勝因を探ってみる
- 1.2 一方の真央選手
2 男子シングルは

女子シングル

2009-2010オリンピックシーズンの幕開けとなるグランプリシリーズ、初戦のフランス・エリック杯が終了いたしました。

･･･どどーん･･･

真央ちゃん、完敗です。

ショートで17.12、フリーで18.92、計36.04点の大差でした。

一体、どーすりゃいいんだ、これは。

キム・ヨナ選手の勝因を探ってみる

本当に驚いたのは、まずヨナ選手の加点の凄さです。
フリーに関して言えば、予定していたジャンプ・スピン・ステップなど12要素の基礎点は54.95。

それに最大2点などと言う驚きのGOE(冒頭の3Lz-3T)がつくわつくわ、12.6点加算されて技術点67.55にまで跳ね上がりました。

オーサー・コーチも言っていましたが、飛べなかった3フリップ（基礎点5.5）、それからレベル3となってしまったフライング・シット・スピンと足換コンビネーション・スピン、スパイラルが全てレベル4になると(可能性あるから怖い)、基礎点だけでも6.7ほどののびしろがまだあるんですよ。

一方の真央選手

･･･ジャンプの回転不足、痛いですね～･･･

今シーズンのラフマニノフ『鐘』。

シーズン前に宣言していた3アクセル＋3トゥループに最終的には挑戦するとして。
フリップのときのセカンド・ジャンプも3ループ入れるとして。

タラママと真央ちゃんが目指している世界を極めたとしたら･･･
そんな夢を頭に思い描いてみました。

重厚なリズムに乗って、

3A-3T
3A
3F-3Lo
FSSp4
SpSq4
3Lo(x)
3F-2Lo-2Lo(x)
3T(x)
2A(x)
FcoSp4
SlSt4
CcoSp4

これが成功したら、基礎点だけで･･･

70点越えになったど～(・ω・)/

よし、っと笑。

女子シングルの総合結果です。

FPl.	Name	Nation	Points	SP	FS
1	Yu-Na KIM	KOR	210.03	1	1
2	Mao ASADA	JPN	173.99	3	2
3	Yukari NAKANO	JPN	165.70	2	3
4	Caroline ZHANG	USA	153.15	5	5
5	Alexe GILLES	USA	151.92	4	7
6	Carolina KOSTNER	ITA	147.63	7	4
7	Elene GEDEVANISHVILI	GEO	143.43	8	6
8	Kiira KORPI	FIN	138.83	6	8
9	Gwendoline DIDIER	FRA	118.07	10	9
10	Anna JURKIEWICZ	POL	115.06	9	10

www.isuresults.com

ISU GP Trophee Eric Bompard - Ladies

http://www.isuresults.com/results/gpfra09/CAT002RS.HTM

男子シングルは

織田くん、優勝、おめでとうございます！
チャップリン・メドレー、素晴らしいプログラムだと思います。
彼のキャラクターにぴったり、音楽も美しく、モロゾフ先生の振り付けも秀逸ですね。
このオリンピック・シーズンに出会えたことは運命か。全精力を注ぎこめる作品です。
今回の演技に4-3-3が加われば、2大会連続してオリンピック・ゴールドが日本にもたらされるかも知れませんよ。

もちろん、男女アベック優勝となって欲しいです。

男子シングルの総合結果。

FPl.	Name	Nation	Points	SP	FS
1	Nobunari ODA	JPN	242.53	2	1
2	Tomas VERNER	CZE	229.96	1	2
3	Adam RIPPON	USA	219.96	3	3
4	Brian JOUBERT	FRA	207.39	6	4
5	Yannick PONSERO	FRA	205.74	5	5
6	Sergei VORONOV	RUS	204.45	4	6
7	Alban PREAUBERT	FRA	189.63	7	7
8	Chao YANG	CHN	178.63	9	8
9	Ryan BRADLEY	USA	177.65	8	10
10	Peter LIEBERS	GER	176.52	11	9
11	Javier FERNANDEZ	ESP	170.16	10	11
12	Vaughn CHIPEUR	CAN	155.43	12	12