お気に入り

【2009-2010】世界フィギュア男子シングルSP/五輪メダリストの欠場相次ぐ

バンクーバー五輪が終わって1か月、イタリア・トリノで世界フィギュア選手権が開幕。
五輪のリベンジ組、花を飾る組、悲喜こもごもの男子SPとなりました。

  • footer_sns_tw
  • footer_sns_insta

五輪シーズンの世界フィギュア開幕

悲喜こもごものバンクーバーが終わり、長いような短いような1ヶ月を経てオリンピックシーズンの世選が開幕です。

当初の豪華なラインナップも蓋を開けてみれば、五輪メダリスト達の相次ぐ欠場、という慣例にならう形となりましたね

とは言え、お目当ての選手達はこぞって参戦しておりますよ。
日本のオリンピアン三人衆、何とかしてあげたいブライアンくんも

ショートプログラム

高橋大輔(JPN)

大ちゃん貫禄の首位です
やった~

映像はまだニュースで断片的にしか観てませんので、ネット検索で得た情報ですが、ダイナミックなジャンプとスピーディなステップでパーフェクトな演技を披露したとのことで、89.30。記録更新とはなりませんでしたけれども。

「スピードが足りなかった。いい出来だったけどベストではなかった」

とコメントした模様。
相変わらず自分に厳しいです。

「クワドなしで高得点が獲れたことは嬉しく思う。でも自分の目標はあくまでもクワドを入れたプログラム。特に来シーズンは。フリーではトゥにするかフリップにするか、ぎりぎりまで考えます」

日本語のインタビューでは、その二択の他に「回避する」も含めた三択で語っていましたが、現地中継の本田くんは「回避はない」と断言していました。成功率はフリップの方が高い、とも。

世界初、4フリップ成るか
大ちゃんの余裕のフリップ見てたら、確かに3回転じゃあもったいないような気もします。

会場には海外バージョンの応援幕がちらほらありました。バンクーバーでの演技は国境を越え、万人の心の奥底に強く強く響き渡りましたよね。パラベーラに揺れる日の丸は、「応援」と言うよりは「誇り」のように思えました。

パトリック・チャン(CAN)

さて、TESでは大ちゃんに並ぶも、PCSで遅れをとったチャンが87.80で2位。
五輪地元開催の波に乗り、ここんとこずーっとだったPCSの申し子に、まさかの異変ですね。

ブライアン・ジュベール(FRA)

バンクーバーで我々の胸を痛めたブライアンくんは、ユーロでも入らなかった4T-3Tを決め、この日出場者中TES最高点を達成。なのにPCSではユーロを下回ってしまい悔しい3位発進。
滑走順も後ろの方でしたので、演技中はジャンプを決めるごとにガッツポーズを連発、勝利をアピールしたようなのですが・・・。

ここ世選でも、4回転論争は続きそうだ、との記事がYahoo!で出ていましたが、バンクーバーではただ一人ショートで4-3決めたプルさんのTESは50点越えだったことを考えると、今回のブライアンくんの47点台にはますます議論が白熱しそうですねえ。

小塚崇彦(JPN)

オリンピックの4回転成功で一気に迫のついた小塚くん。ジャンプ完璧に決めて自己最高更新84.20点で4位です。
歓声も凄かったですね~

フリーでは当然4回転飛んでくるでしょう。後半のトリプルアクセル成功にも執念を燃やしてますね、きっと。

その他、上位折り返しの選手

ライジングスターのお二人、ユーロ4位のチェコ/ブレジナくん(5位)と4CC優勝/アメリカ・リッポンくん(7位)に挟まれ、失意のバンクーバーとなったアボットくんが6位、とここまでが80点越え。

織田信成(JPN)

朝一番のネット観戦で驚きすぎて口あんぐりだったのが、織田くん。
50点て・・・。
ジュベの68点(バンクーバー)でも気絶しそうだったのに。

ジャンプが全部1回転コンビネーションも最初のジャンプが1回転になった時点でセカンドジャンプつけなかったので「なし」のお沙汰と言う、苦しい演技に。

「精神的なダメージが滑走前にあったのでは」

という報道もありましたが、それ聞く前から

「モロゾフ絡み・・・?」

と私も予想していました。

果たして、何が彼の身に起きたんでしょう。

ショートプログラムの結果

 Pl.  NameNationTSS
=
TES
+
PCS
+
SSTRPECHINDed.
StN.
1Daisuke TAKAHASHIJPN89.3047.4041.908.508.058.508.358.500.00#42
2Patrick CHANCAN87.8047.4040.408.157.958.008.158.150.00#41
3Brian JOUBERTFRA87.7047.9039.808.007.708.107.908.100.00#44
4Takahiko KOZUKAJPN84.2046.6037.607.707.407.407.507.600.00#39
5Michal BREZINACZE81.7545.4036.357.407.057.257.207.450.00#46
6Jeremy ABBOTTUSA81.0544.2036.857.357.207.407.307.600.00#37
7Adam RIPPONUSA80.1143.7636.357.407.107.307.257.300.00#47
8Samuel CONTESTIITA78.4042.6035.807.206.857.257.207.300.00#43
9Denis TENKAZ77.4041.9035.507.156.857.107.107.300.00#48
10Kevin VAN DER PERRENBEL73.5539.8034.757.106.806.907.006.951.00#45

人気ブログランキングに参加しています

閲覧くださり、ありがとうございます。
以下のリンクボタンを押すだけで、当記事に清き1票が投じられる仕組みになってます。リンク先には他の優良ブロガーさんたちの関連記事も掲載されてますので必見ですよ。

  • footer_sns_tw
  • footer_sns_insta

関連記事

コメント投稿フォーム

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おなまえ

ウェブサイト