日本跳台滑雪名将小林陵侑: 站在成就传奇的十字路口
BEIJING 2022 2022/02/10
https://olympics.com/zh/news/kobayashi-ryoyu-japan-s-star-ski-jumper-on-the-cusp-of-true-greatness
【引用元:北京五輪公式サイト】
この日本のスタージャンパーはジャンプ週間2冠を含む輝かしい経歴を持つ。
2022年北京五輪の舞台ですでにノーマルヒルの金メダルを獲得。無敵の状態はラージヒルでも健在なのか? その答えは早くも2月11日明らかになる。
2022年北京五輪ジャンプ競技もいよいよ佳境を迎えようとしている。
ここ数か月、ジャンプ日本代表・小林陵侑の活躍を報じるニュースを見ない日はない。彼は現在ワールドカップで1162ポイントの高得点を獲得し、ドイツのガイガー、ノルウェーのグラネル、ドイツのクラフトなど錚々たる面々を抑えトップに立っている。今年1月、スキージャンプ週間で二度目の優勝を果たし、この競技の支配者であることを示した。
しかしながらオリンピックが近づくにつれ、ジャンプ週間はこの競技の入れ替わりの激しさをまざまざと見せつけてきた。選手は一瞬にして天国から地獄へと陥落する。彼が初めて4ジャンプ台ツアー(ジャンプ週間)を制したのは2018/2019シーズンのこと。しかもオーベルストドルフ、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン、インスブルック、ビショフスホーフェンの4つの山を全て征服するという、誰もが夢に見る難攻不落のグランドスラムを達成しての総合優勝だった。この快挙を成し遂げた選手はこれまで2人しかいない。
2019年から2021年の低迷期を経て、この25歳は再び絶好調を取り戻す。ジャンプ週間最初の3戦をぶっちぎりで優勝し、二度目のグランドスラム達成を誰もが予想した。しかし最後の1戦は5位に甘んじ、史上初のグランドスラム2冠は叶わなかった。
小林陵侑は言う。
「グランドスラムを獲りたいという思いが強すぎたのかもしれない」
彼はこれまでも幾度となく競技前の緊張感を口にしていた。
北京五輪は小林陵侑にとって初めてのオリンピックではない。4年前、平昌五輪にも出場をしている。
ノーマルヒル7位、ラージヒル10位は十分立派な成績だ。それでも当時21歳の小林は自分への失望を隠さなかった。
彼はSportiva誌のインタビューで、
「自分はまだまだだなと思いました。条件はすごく良かったのに、7位と10位にしかなれなかった。」
と語っていた。
「今の自分は、技術的に世界のトップとかけ離れています。道はまだまだ長い。明らかに経験不足です。」
このときの失望と、成功への強い渇望が小林を前進させる原動力となった。
2018/2019シーズン、彼のパフォーマンスは激変する。
開幕戦でいきなりワールドカップの表彰台に乗ると、その後13勝。最終的に総合優勝を収める。このシーズン、小林は4ジャンプ台ツアー、フライングヒル、Raw Air、プラニツァ7、更にはヴィリンゲンファイブと独り勝ちした。
ジャンプ週間後、マニラSTVのインタビューに、今の成功は自分が思い描いている夢にはまだまだ程遠い、と答えた小林。
「サッカー界のスター・ネイマール、野球界のスター・大谷翔平、F1のハミルトン。ああいうアスリートになるのが僕の夢なんです」
そこに辿り着くには、あとひとつ、最も重要な鍵となる大会で勝たなければいけないことを小林陵侑はわかっていた。
「オリンピックで勝たないと、誰も注目してくれない」
2022年北京オリンピックで小林陵侑は、1998年長野オリンピックの船木和喜以来のスキージャンプ日本人五輪金メダリストとなった。北京五輪のスキージャンプ競技は2月5日にスタート。男子ノーマルヒルを皮切りに、2月14日の男子団体で幕を閉じる。
(まくりあ訳)
原文はこちら
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