到達しうる極点に来てもなお、進化を続ける羽生結弦
羽生結弦にライバルもひれ伏す
日本スケ連「彼はフィギュアスケート界の宝」
羽生结弦让对手顶礼膜拜 日冰协:他是花滑之宝 新浪体育
2015年12月15日 新浪体育
14日日本共同報道:
バルセロナで行われたフィギュアスケート・グランプリファイナルは21歳の日本のエース・羽生結弦がまたもや世界記録を更新し、男子シングルで史上初の三連覇を成し遂げた。羽生と2位のフェルナンデスとの得点差は実に37.48点。これは新採点システムが採用された2004-2005シーズン以来、オリンピック、世界選手権など主要国際大会に於いて最も大きな得点差である。
羽生は完璧な4回転を何度も決め、ショートプログラムで110.95点、フリープログラムで219.48点、トータルで330.43点を獲得した。僅か2週間前のNHK杯で史上初の300点越えを達成、その得点を更に8点上回り再び世界新記録を塗り替えたのも羽生自身だった。これにはさすがのフェルナンデスも「おみそれしました」と地面にひれ伏すパフォーマンス。既に神の領域に達した羽生だが、その偉業に満足せず、更なる進化を求めている。
日本スケート連盟強化部長の小林芳子氏も、
「彼は他の選手と戦うだけでなく、自分自身にも挑戦している。常に有言実行で止まるところを知らずに進化し続けている。日本や世界の宝であることは言うまでもなく、歴史を塗り替えるフィギュアスケート界の宝と言える」
と手放しで褒め称える。
新たな4回転時代をリードする羽生は、
「僕がレベルを引き上げていると言う人もいますが、そういう感覚はありません。ただ自分自身が前進することだけを考えています」
これからも羽生は一意専心で未知の世界を切り開いていくことだろう。
(訳:まくりあ)
原文はこちら
中国語の表現
- 顶礼膜拜(dǐnglǐmóbài)=仏教の最高の礼;ひれ伏して頭を尊敬する人の足につけて礼をする
- 化境(huàjìng)=入神の域,霊妙の境地
- 百尺竿头,更进一步(bǎi chǐ gān tóu, gēng jìn yī bù )=既に優れた成績を上げているがそれに満足せず更に引き続き努力をして向上を目ざす
- 百尺竿头100尺もある長い竿の先、到達することのできる極点
- 更进一步更に一歩進める
羽生選手のスーパー偉業を称えるには日本語のどんな褒め言葉も既に物足りなくすらあります。中国語の記事から賛辞を探すと、更に凄さが増す気がしてそのモヤモヤが少し収まる気がします。中国語のいいお勉強にもなるし♪
2位との得点差が過去最高というのも初めて知りました。
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