【2010-2011】フィギュアスケートJAPAN OPEN男子／新プログラムお披露目

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男子シングルの戦い

JAPAN OPEN、男子の戦いに目を向けてみましょう。

大ちゃん、クワド飛びましたね
高い、美しい、かっこい～っ。GOE2.14もついて、12.44よ、これひとつで

昨季志半ばとなったフリップで挑んでくるのかと思ったら、トゥジャンプでした。本人は「びっくりした」なんて謙遜してましたが、３年の空白忘れさせる、完璧な、そして当たり前の光景に見えました。

クワドと言えば、私の推し・ブレジナくん、４サルコウ～～～

貴男に足りないものと言えばクワドだけねって思ってたら、しっかり入れてきてくれたのね！

昨季と同じピンクのベスト。ズボンはベージュから黒に変わってたけど。

『巴里のアメリカ人』

今シーズンも引き続いてのプログラムです。昨季のプロで来ると言うことは、それだけレベルアップに挑んでくるという意気込みにも取られ、めっちゃ期待が高まってましたが、昨日はちょっと「あれれれ」の出来栄えになってしまいました。

その一方で、めざましく成長して乗り込んできたのが、同じく次代を担うライバル、リッポンくん。

ノーミスですよ！！！

そしてお得意のルッツ、魅せますね。

3Aもふたつ入り、プログラムも誰もが共感できるに決まってるラフマ「ピアノ協奏曲第２番」。

いや、ゾクゾクしました。得点も166.63と破格。GOE、13要素x9ジャッジ=117ある内、たったひとつ、スピンに「-1」ついてましたけど、残り116全部プラスです。さすがオーサー先生と言わざるを得ませんでしょうか、これは。

この日のダントツ１位。

この日どころか、この点出たら、今シーズン、リッポンくん大いに「有り」ですよね

プルさん。
ニクいほどの高難度ジャンプの連続。五輪同様、軸が傾こうが余裕の着氷。

スケート環境に問題勃発のせいでしょうか、お得意のクワドは封印しましたけれども、失敗らしい失敗と言えば後半のルッツが２回転になっただけ。オーロラビジョンいっぱいに決めた勝利のアピールとは裏腹に、151.00という平凡な得点に。

世代交代を印象づけてしまうと、こうやってどんどん点が出にくくなるんだろうか、と背筋がゾッとしてしまいますが、リッポンくんとの圧倒的な差は要素点でした。プログラムコンポーネンツは相変わらず強いです。

バトルくんは現役に混じって戦うのは、ちょっと厳しいものがありましたね。

華のあるお方ですので、Galaで舞うエンターティナーのカテゴリーではずっと第一人者として活躍してゆくでしょう。

最後になりましたが、小塚くん。

リストの『ピアノ協奏曲』、良かった。

彼も絶対クワドは外しません、いいですねぇ。
転びはしましたが、4T認定されました。得点的には7.3も貰えたよ(deductionでちょこっと相殺されちゃったけどね)。

得点源の3Aは１個シングルになっちゃったりして、もったいなさ過ぎたんだけど、拘りのステップ。

「重心がスケートに乗ってなくて転びそう」と形容するブランニューな技のお披露目でした。会場からも拍手が沸き起こってましたね。同年代のブレジナくん・リッポンくん両雄と共に、しのぎを削って欲しいな。そして来年３月には絶対に表彰台に