エヴァン・ライサチェク(USA)
優勝したエヴァンくん、おめでとう!
「文句なし」の勝利でしたね~
4回転がないのは残念だったけど、ジャンプは全てパーフェクト、姿勢も美しく、観客を惹き付けるパワーもあり、信じられないくらいの素晴らしい演技でした。
最後のスピンで、勝利を確信したエヴァンくんは振り付けに謎のガッツポーズを取り混ぜ、更にはバックに映る観客が次々立ち始め、地元開催の締めくくりに相応しい光景ではありました。
ブライアン・ジュベール(FRA)
なんと。
最後の最後の2Aで、
コケッ!
だってダブルアクセルですよ?
あの高さと筋力では、2Aは逆に飛びづらかったんですかね~
荒川さんは「勝利を確信したときに起こる、”気の緩み”」と仰ってましたが。
だけど(気を取り直して)。
いつの間にか、ダントツの存在感とオーラを放つようになりましたね、ブライアンくん。エヴァンくんで沸きに沸き返ったリンクに立って、
「いやいや、会場の皆さん。優勝するのは僕ですから」
って、全身で言ってますもんね。そしてまさかの転倒までは、その自信の根拠を証明してますから。
SPは師匠ヤグディンの『Racing』ととってもお揃な感じ、FPはかつてユーロを初制覇した『マトリクス』から進化して『リローテッド』、ブライアンくんの得意の分野ではありました。結局、総合3位に終わってしまいました
髪の毛かきむしって落胆する姿は、心が痛みました・・・
デニス・テン(KAZ)
銀メダルにパトリック・チャンくん、ベルネルくん4位、コンテスティくん5位・・・と続き、特筆すべきは、カザフスタンのテンくん!てか、テンちゃん、って呼んだほうがいいですか?
15歳ですよ。
はじめて無良くん見たとき思い出しちゃったわよ。
全く知らなくてノーマークでした。
技術も表現も素晴らしかったけど、あの童顔で、演技終了後、氷にキスですからね~。
SP振り返って見たら、なんとキスクラにタラソワ先生が!
なるほど、タラ家の秘蔵っ子でしたか。納得
お兄さんたちに混じっての総合8位、入賞です!
日本勢は・・・
メダルには届きませんでしたが、頑張りました!
小塚崇彦選手
SPはノーミスだけど思いの外点数伸びず、悔しい思いをしたことでしょう。
フリーでは今シーズン、せっかく練習してきた4回転、飛んで欲しかったですね~・・・。外圧があったのでしょうか、守りに徹しました。世界選手権の男子シングル最終グループで、最初のジャンプがダブルアクセルは、ちょっと寂しみが。
だけど、最初の3Aが単独になってしまったところで、めまぐるしく計算をした冷静さは素晴らしかった。お国を背負って、責任感じて、やりたいことも出来なかった中で、それでもしっかり帳尻合わせて、6位に食らいつきました
今はほっとしてるところでしょうね。
来年ぜひその枠に入って、オリンピックでは大暴れして欲しいと思います
無良崇人選手
テンくんを見た後では、お兄さんに見えたけど、私の中では小学生だったときのイメージが濃厚で。
それが世界選手権の舞台であんなに格好良くトリプルアクセル決めるようになったなんて感無量です。
フリーでは順位を落として最終結果は15位でした。
枠の確保も、先輩たち二人に任せる形となったので、のびのび滑ることができたんじゃないでしょうか。来年は10位以内に入れるかな。
織田信成選手
辛口となりますが、まんまお伝えすると。
私、男子フリーは、JSPORTSのライブをテレビで見ていたんですよ。
実況・小林千鶴さん、解説は樋口豊さんと田村岳斗くんで。
織田くん、まずは、4T-3T初めてコンペで決めて、放送席、大喜び
だけど次のジャンプ、3A-3Tの筈が、単独に。そこで次のサルコウにセカンドジャンプくっつけちゃった。
すかさず言いましたよ。岳斗くんが。
「・・・今、最初のコンビネーションが単独になっちゃったので、次のサルコウでコンビにしたんでしょうけれども、ちゃんと計算できてるんですかね」と。
織田くん、何事もなかったかのように次のトリプルアクセルは予定通りの単独で飛ぶ。
岳斗くん、ますます不安が募る。
ルール上、同種類の3回転を複数飛ぶとき、どちらかは必ずコンビネーションにしなければならないため、このふたつ目のトリプルアクセルが自動的にコンビネーションにカウントされる。
コンビネーションは3つまでと決まっているので、4T-3T、3S-3T、3A+SEQ、となった以上、もうコンビネーションは飛んではいけなくなった。
まだジャンプは4つも残っているぞ~・・・
岳斗くん、とっても、と~っても嫌な予感がする。
そして、ついに、織田くん飛んじゃった。禁断の3F-2T-2L。4つめのコンビネーション
「あ”~、これやっちゃ、駄目なんですよ」 (岳斗くん)
3連続ジャンプなのに、ノーカウントに
豊さんと千鶴さん、精一杯、良い所見つけてフォローする。
「これ、得点ゼロになるの、大きいですよ (きっぱり)」
(話題を変えるつもりのない岳斗くん、電波に乗せれるギリギリの抑えコメントでトドメ)
豊さんと千鶴さん、ついに無言になる。
織田くん、演技終了。スタオベに満足げ 。 o ( ^ ^ o ) ( o ^ ^ ) o 。
「気づいてませんね、まだ」 (岳斗くん)
キスクラ。渾身の滑りに、モロゾフと一緒に抱き合い、嗚咽しながら感涙する織田くん。
「・・・・・・・・」 (豊さん、岳斗くん、千鶴さん)
以上、現場から報告でした。
気を取り直して
結果、織田くんはフリー8位の総合7位となりました。
小塚くんの6位と合算してポイント13は、無事オリンピック枠3を獲得しています。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
暴言の部分は、聞き流して頂くということで・・・(えっ、私じゃないよね?)
最終結果はこちらに。
さ、次は女子だ
緊張する~
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