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【2010-2011】フィギュアNHK杯女子SP―1/グランプリサーキット開幕

2010-2011フィギュアシーズンの皮切り、グランプリNHK杯が始まりました。
日本からはエースが揃い踏み、各国からも有力選手が集まり、見ごたえある大会となりました。

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グランプリ初戦、NHK杯

ついに2010-2011seasonの皮切り、今年のグランプリはNHK杯からのスタートになりました。

日本からのエントリーは、

  • 男子:大ちゃん、無良くん、羽生くん
  • 女子:真央ちゃん、佳菜子ちゃん
  • ペア:高橋成美&トラン組
  • アイスダンス:リード姉弟組

と、万人がまずは見たくてたまらない選手が名を連ねました。贅沢すぎる出だし

女子ショートプログラム/前半グループ

昨日はまず、女子ショートでTV中継されました。

アシュリー・ワグナー(JPN)

第一グループの5番滑走、ワグナーちゃんfrom USA がまずは現れました。

演技構成は、

  • 3F-2T
  • 3Lz
  • FSSp4
  • SlSt3
  • CCoSp4
  • 2A<
  • LSp4

ルッツの-1.20が残念ですが、綺麗なのにねえ・・・なんでだろ、ロングエッジかなあ。アクセルも70%判定。でもレベルはさすがのALLレベル4。見目麗しい演技でございました。

村上佳菜子(JPN)

第一GP最終の佳菜子ちゃん。

衣装が若々しくて可愛いラブラブ

今シーズンはまだEXしか見てないので(あの大股開きで始まる度肝抜かれPG汗)、年相応で嬉しいチョイス。

  • 3T<-3T
  • 3F
  • LSp4
  • 2A
  • FSSp4
  • SlSt3
  • CCoSp4

スターティングポーズから屈託のない笑顔。
いきなり堂々と3回転3回転来ました~。もう、飛び慣れてて何の不安もない、って感じですね。

アマチュアとしてはセカンドジャンプの回転不足に心配が募るものですが、この日の佳菜子ちゃんはファーストジャンプが70%判定に!

「この高さは最近ではキム・ヨナしか見たことがありません」

思いがけない名前がアナウンサーの口から出てきて、若干胸が痛むも(笑)、佳菜子ちゃんの妖精演技に、あっという間の2分50秒でした

「3T<」を差し引けば、ノーミス。今季中部大会では65点を頂いていることもあり、56点には残念顔の佳菜子ちゃん。

うん、私も残念だったよ。60点超欲しかったよね・・・でも暫定1位。

女子ショートプログラム/最終グループ

さてさて、新たな6人が一斉にリンクに入り、最終GPの6分間練習です。

真央ちゃんの衣装は黒!素敵!!美しさに磨きがかかる20歳の乙女です。

予備知識不足でしたが、他にはゲデバニシビリちゃん、ザンちゃん、フラットちゃん、コルピちゃん、コストナーちゃん、と楽しみな面々が揃ってました

楽しみな反面、真央ちゃんにもしものことがあったら、一気に沈む可能性もある、怖い面々でもあります。

エレーナ・ゲデバニシビリ(GEO)

ひとり目、ゲデちゃんfromグルジア。

驚きました~、真っ金髪~~、別人~
たくさんの声援が飛ぶ、人気あるんだね。

まずはルッツから始まる構成は、

  • 3Lz
  • 3T-2T
  • FCSp3
  • SlSt3
  • 1A
  • CCoSp1
  • LSp1

でしたが、ちょっと精彩を欠きました。コンビネーションは1stジャンプの着氷乱れ、ターンの後に2T頑張ったんだけど、認定されず。GOEもここで-2、アクセルは1回転になっちゃうし、大幅減点の44.51。

キャロライン・ジャン(USA)

素晴らしい成果が見られたジャンちゃん。

ジャンプが矯正されてる~、あのエッジつく足が頭より高くなるんじゃないか的なジャンプが、綺麗な踏切になっていました。

頑張ったんだね~、ジャンちゃん(ノ◇≦。)

昨季は一躍スターダムにのし上がった同郷のTeens、未来ちゃんに大きく水をあけられましたが、その間にジャンプの矯正に取り組んでいたのですね。

まだ全てを揃えるには至っていませんが、新たな船出ではありませんか。

構成は、

  • 3F-2T
  • 3Lo
  • FSSp3
  • 2A
  • LSp4
  • SlSt2
  • CCoSp1

・・・はて、パールスピンはやりましたっけ?

レイチェル・フラット(USA)

三人目、フラットちゃん。

ポンバドウルな前髪が魅力な全米女王、貫禄の演技でした。

  • 3Lz-2T
  • 3F
  • LSp4
  • FCSp4
  • 2A
  • SlSt3
  • CCoSp3

安定してます。強いて言えば、このレベルの選手でスピンでレベル4獲れなかったのは、取りこぼしと言えるでしょうか。53.69点。依然佳菜子ちゃんが首位を走っております。

キーラ・コルピ(FIN)

第四滑走、コルピちゃん。

美!!
びっくりする美しさなんですよ。

それよりも何よりもびっくりしたのは、コンビネーションのセカンドジャンプに3回転飛んだことです!!1stジャンプ、トゥを2回転にしてしまったのは痛すぎますが、その後の建て直しに惚れました。

彼女が3-3飛ぶようになったら、楽しみが増えます
でもコンビネーションのセカンドジャンプも、次の3ループも、70%判定。高さもあって綺麗なのになあ。今回のジャッジ、厳しい?

  • 2T-3T<
  • 3Lo<
  • FSSp4
  • 2A
  • LSp2
  • SlSt3
  • CCoSp4

という構成で、52.60点でした。

カロリナ・コストナー(ITA)

5番目滑走、コスちゃん。

すんごいスピードで加速してきて、これは3-3行くだろうと思ったら、意外にも1stジャンプが低かった上に、3-2という選択でした。

ん~、見たかったよ、コスちゃんの豪快な3-3。

でも綺麗にまとまりました。

彼女は演技も素敵なんだけど、私はいつも衣装と選曲が素敵だなって思ってます。

(昨シーズンのSPの時間内でありながらノクターンとチャイコのバイオリン協奏曲のコラボでしたっけ、あれはちょっと予想外な組み合わせでしたが)

今回は『ガルシア・フラメンコ』

雰囲気ありますよね。

構成は、

  • 3T-2T
  • 2A
  • FCSp3
  • 3Lo
  • CiSt3
  • CCoSp3

で、57.27点。

あちゃ~、佳菜子ちゃん、ここで暫定2位になっちゃいました。

最終滑走の真央ちゃんと最終結果は、別記事にて

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