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S☆1「独占密着!バレー石川祐希のイタリア年越し」を視聴しました!

2024年の年頭にテレビ放送された、バレーボール全日本キャプテン石川祐希選手の密着取材を見ました!イタリアでの年越しの様子や、日本チームの強さの秘密などに迫った内容と感想を綴ります。

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充実の2023年を過ごした石川選手に独占密着

2024年1月8日、TBS系列のスポーツ番組『S☆1』で放映されたバレーボールの石川選手密着取材の模様を視聴しました。

今年パリ五輪を控え、活躍が期待される石川選手はじめ日本のナショナル・チーム。強さの秘密や彼らの横顔、そして私的には初めてとなる妹・真佑選手との2ショット映像などもあり、とても素敵なエディションとなっていました。ここでは番組の内容ならびに視聴の感想などを綴りたいと思います!

石川選手の密着映像

まずはイタリアの街を歩く

ミラノ大聖堂、ドゥオモをゆったりと映し出したカメラは、街を歩く石川選手へと切り替わります。

ナレーション:
「イタリアに来てもう9年目。この国で年越しを迎えるのも、今では当たり前になった。」

オープンカフェに座り、流暢なイタリア語で、アメリカンを2つ注文する石川選手、28歳。普段から砂糖は使わない、でもカプチーノは時々飲むのだそう。ファッションはアウターが濃紺のパーカー、インナーには黒無地のトレーナー。超絶シンプルなのにとてもおしゃれ!さすがだなぁ。この日、ミラノは雨。とても寒そうです。番組スタッフが用意したっぽいブランケットを膝に掛け、取材が始まります。

膨らむパリ五輪への期待

ナレーション:
「パリ五輪まであと7ヶ月。キャプテンは自信に満ち溢れていた。」

オリンピックでメダルを獲ることも全然不思議じゃない。非常に大きなチャンスだと僕は思っているので、ここで勝負をかけられるオリンピックにはなると思います。

石川選手

ここで映像は全日本チームの戦いぶりへと切り替わります。

2023年、日本中が胸熱に絶叫しまくった国際主要大会での感動プレーの振り返り、試合終了後の集合写真撮影の光景や、アップになった石川選手の目には涙が浮かんでいました。

実際にネイションズ・リーグでは銅メダルを獲ったし、オリンピックの予選も通過したし、自分たちの実力でしっかり勝ち取ったものばかりなので、(五輪メダルのチャンスは)ここしかないだろうと思っています。

石川選手

ナレーション:
「去年、世界最強国決定戦・ネイションズ・リーグで、国際大会46年ぶりとなるメダルを獲得。16年ぶりに自力でのオリンピック出場も決めた。日本はなぜ、これほど強くなったのか。チームを牽引する石川は、こう考えている。」

海外経験者が増えてきているし、僕とか髙橋選手はイタリアでも通用してるし、今のいる選手みんな一番いい選手ばかりなので、チャンスだなと思います、パリオリンピックは

石川選手

代表チーム過去最多の海外経験者

ここで画面には全日本男子選手の顔写真が並びます。
以下、直近の全日本代表を見ると、海外経験者は過去最多の7人。

  • 石川祐希(28) イタリア
  • 髙橋藍(22) イタリア
  • 西田有志(23) イタリア
  • 宮浦健人(24) フランス
  • 関田誠大(30) ポーランド
  • 山本 龍(23) ルーマニア
  • 甲斐優斗(20) フランス

ナレーション:
「彼らはみな、世界で勝つことを見据え、石川の背中を追いかけるように海を渡った」

映像は高橋藍選手。イタリアでの試合後の光景でしょうか、ユニフォームを着た藍選手が、名前入りのバナーを掲げるイタリアのファンたち(女子率圧倒的に高!そして人数多っ!)に向かって歩いて行き、サインしたり写真撮影に応じたりしています。藍選手の前には常に石川選手の背中がありました。その存在の大きさについてこう語ります。

石川選手が作ってくれた道があって、それを辿ってイタリアに来たというのもあるので、いろいろ新しい道とか、こういうこともできるんだよっていうところを伝えていくことも大事だな、と思います

高橋藍選手

一方の石川選手は、彼ら後輩たちのことをこう語ります。

来るきっかけは僕だったかもしれないですけど、来てからの経験だとかは彼らの力、彼らの頑張りで積み上げてきたものなので、それはいい方向にいっているのは嬉しいです

石川選手

再びイタリアの街で

ナレーション:
「2014年。大学1年生のときにイタリアへ。現在9シーズン目を戦っている」

地下鉄のホームで列車が来るのを待ち、乗り込む石川選手。席は空いていますが、座りません。吊り革ではなく、それが吊るされているバーに掴まって、スマホを見ながら立つ•••絵になりますね。日本でそれやられた日にゃ目立ってしかたがないと思いますが、背中合わせに立っている男性も同じくらいの背丈なのでさほど違和感はないと思われ。お国柄かしら。

便利さとかそういったところでは日本の方が便利だったりするところはもちろんありますし、でもこっち(イタリア)の方が自由なので気が楽というか。日本にいる時間よりこっちにいる方が長いので、セカンドホームみたいになってます。

石川選手

街を歩くと、女性から「ハイ、ユウキ!」と声がかかり、「チャオ」と返して笑顔で握手に応じる石川選手。「おめでとう、頑張っているわね」

別のすれ違う男性にも呼び止められ、連れの女性ともハグしたりキスしたり。イタリアでも超人気の石川選手にとって、今やこれも当たり前の光景のようです。

冒頭部分と同じ日、同じ店のように見えますが、今度はお食事を頼みます。

石川選手「トマトのスパゲティを2つ」
店員さん「何か飲みますか?」
石川選手「ありがとう、ミネラルウォーターをください」

届いたのは、おしゃれな真っ白い器に盛り付けられた鮮やかなトマトパスタ。熱々の湯気が立ち込めます。そして店員さんに「ありがとう」と。ここでも終始、流暢なイタリア語を披露しました。

チームでの練習風景

優れたコミニュケーション能力は、コートでも生きてきます。

ミラノの所属チームで練習する石川選手。

「さあ、みんな頑張れ!」

と笑顔で檄を飛ばします。
チームメイトの顔も綻び•••。その後も、彼らとイタリア語で談笑が続きました。

ミラノに来てからは4年目。今シーズンはエースとしての自覚も胸に抱いて戦うことに。

頼られていると思いますし、チームをまとめつつ引っ張っていきつつ、自分のプレーもしっかり発揮しなければいけない

石川選手

頼もしい兄の背中を追う

12月30日。
自ら車を運転して、郊外へと向かう石川選手。「DeniCar」の大きなステッカーが貼られた、ちょっと流線形の真っ赤な車•••。なんていう車種なんだろ。

この日は2023年最後の公式戦。
腰痛で戦線離脱していた石川選手にとって、1ヶ月ぶりの復帰戦。その会場に姿を見せたのは、妹であり同じく全日本代表メンバーでもある石川真佑選手でした。真佑選手も去年の秋、イタリア・リーグへ移籍していました。現地で兄の試合を見るのは初めてとのこと。会場入りの際、彼女も車を運転してきた様子なので、早くもイタリア生活が板についているように見えました。

前列のめっちゃ良い席(いわゆる彼女席?)に座ってお兄ちゃんを応援。妹の視線を受けて、久しぶりのスタメン出場で大暴れする石川選手。豪快なスパイク、巧みなフェイントなど、チーム最多16点の大活躍を見せます。

チームへの声かけだったり、戦うためのコミニュケーションをすごくとっていると思うので、学べるところがたくさんあるなと思います

真佑選手

試合が終わると、観客が客席から降りてきて、コート近くに集まります。

「ユウキ!」「ユウキ!」

老若男女問わず、大勢のファンが石川選手との触れ合いを求めて殺到!3〜4歳くらい?の子が目の前の石川選手を見上げながら、「ユウキ!」と指差す姿が、めっちゃ可愛いです。石川選手もたまんないという風な笑顔で、その子の肩に手を置いていました。

ファンサの後は、コートの上で真佑選手との2ショット撮影。
別々の場で、それぞれ兄妹へのメッセージを送る場面は見たことがありますが、リアル2ショットを見るのは、私は初めてでした。当然ですけど、そっくり〜。もう「微笑ましい」としか言いようがない〜。石川選手はサムアップ、真佑選手はかわいく直立でのショットとなりました。

その後、兄は妹を連れて地元(ミラノ?)のレストランへ。
ブルーのギンガムチェックのテーブルクロスがかけられた席。番組撮影の絡みか、壁を背に横並びに座る二人。

「決まった?」とお兄ちゃんが聞いて、うなづく妹。「すいません」と店員さんを呼び、「彼女にはリゾットをお願いします」と優しくエスコートする漢な石川選手。真佑選手はまだ言葉の壁に苦戦しているようで、兄は「言葉は使わないと覚えないし、新しいことを始めるには新しいことを勉強しないと入っていかないので」とアドバイスしながらも、「大丈夫、結構キッチリしてるんじゃないかと思う、僕より。やるって決めたことは絶対やるから」と妹をフォロー。尊敬するお兄ちゃんからの後押しに、顔が綻ぶ真佑選手なのでした。

大人になってから、普段どれくらい団欒しているかわからないのですが、こうして番組用に二人並んでいる様子は、若干(てか、相当?)照れてるような気がして、見ているこちらも思わず笑顔になってしまいました。

お楽しみ、ルームツアー!

12月31日。
今回、特別に、イタリアの自宅を公開してくれるとのこと。

玄関入ってからの廊下、長い!
間取りは開放的なリビングのほか、寝室が2つ。リビングは10畳、ダイニングとシステムキッチンも完備!スタッフの「広いですね」という言葉に、ふふっという感じで笑う石川選手。

黒い革張りのL字型ソファー。センターテーブルも黒のガラス(OR大理石?)。背面の壁には、黒い太めの額に入った横長の絵が6枚、3列×2行で掛けられています。余白の多い、6枚とも同じタッチの絵ですね、おしゃれです。同じ壁に付けられた間接照明も素敵ですね。エントランスとリビングが鋭角に繋がっているのも、高級感漂ってます。

冷蔵庫の中はとてもすっきり。現地のスーパーで買ったっぽいパッケージが並ぶ上の段には「八丁味噌 」!一番下の棚には皿に盛られたプレートにラップがかけられていました。買いだめはせず、なくなったら買い足す派とのこと。イタリアに来てからは自炊をしている•••これは、何度も報道されてるので、民も尋ねたインタビュアーの方もご存知のようですね。
Tシャツを着て料理をしている映像、夏でしょうか。焼いているのは鶏肉?それと野菜たっぷりのスープ?毎日同じメニュー、同じ量なのだそう。ごはんはグラム単位で測って食べるんだって!クッキングスケールに記された数字は465g。見た感じ、大盛り?中盛り?1膳かしら。この食事管理については、9年間変わっていないのだとか。

ごはん+お肉+野菜スープ+ヨーグルト

というメニューのようでした。彩もよく、美味しそうです。

几帳面?整理好き?

ここでダイニングテーブルに注目する番組スタッフ。
置かれているのは14インチあたりのMac Bookと、ゴールドのペンケース、そして「イタリア語文法」の本!時間があるとこの参考書を開くとのことで、「まだ足りないんですか?」との問いにぶんぶん首を横に振る石川選手。

全然、全然、足りないですね。やっぱり正しく喋りたいなと思ってるので、インタビューでも。イタリア人っぽく喋りたいですよね。

石川選手

会話しながら、本を元の場所にきれいに戻す石川選手に、番組スタッフから「ぴったり置くんですねw」と新たなツッコミが。そこは結構気にするところらしく。

バラバラになってくると、あ、ちょっとストレス溜まってるのかなとか。整ってる時はちゃんとしてるっていう感じです。

石川選手

テーブルの上の整理整頓具合が、自分自身のメンタルを測るバロメーターになってるんですってよ、うちのキャプテンは。

明けて、2024年元日

オリンピックイヤーとなる今年。
なんと1月1日から練習!お休みは番組の取材を自宅で受けた大晦日1日のみですか•••。
でも自主練というわけではないですね、他のメンバーやチームスタッフもいるようです。

全日本を率いるエースが見据えるのは52年振りのメダル。

パリではメダルを獲るという目標を立てているので、目標達成できるようにしっかり準備していきたいと思います

石川選手

ここからはスタジオに戻ってデータを見る

栗原恵さんが、コメンテイターとしてスタジオに来てくださっています。
日ハムを退団した杉谷さんと、VTRを見ながら終始「すごい」「かっこいい」を連発していましたね。

改めてモニターに映し出されたのは、「男子バレー世界ランクの推移」というグラフ。2021年東京五輪に始まり、2023年秋の世界バレー終了後まで4つのマーカーで記されています。

  • 21年/東京五輪29年ぶりベスト8→11位
  • 22年/世界バレー→9位
  • 23年7月/ネイションズ・リーグ46年ぶり国際大会メダル→5位
  • 23年10月/パリ五輪予選16年ぶり自力五輪決定→4位

この4位というのが、過去最高で現時点での順位。

そして、前述した海外経験組7人の移籍先がなんといってもスゴい!

世界最高峰と謳われるイタリア、世界ランキング1位のポーランド、東京五輪金メダルのフランス、などなど、超強豪チームでみなさん揉まれているわけです。

キャプテンの石川選手が掲げた目標-最初は個の力をあげよう!というスキームから、それが整ったここ数年はチーム力の強化へと。集大成の領域へと入っています。男子バレーが前回オリンピックでメダルを獲ったのは1972年、金メダルに輝いたミュンヘン大会です。

今や世界が嫉妬するほどに成長した日本の男子バレー。
いいタイミングにいいメンバーが集ったかつてのお家芸で、ぜひともパリでの栄光を掴んでほしいものです。

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