今シーズンもやってくる!世界最高峰の戦い
ウィンタースポーツの戦いが国内国外でまさに見頃を迎えています。
スキージャンプの大会も昨季コロナ禍のブランクを経て3年ぶりにW杯が日本で開催され、目移りするほどのスーパースターたちが漏れなく来日、大倉山で華麗に舞って観客を熱狂させました。
今シーズンもありがたいことに2月16日(金)の予選にはじまり、17日(土)本戦、18日(日)予選&本戦•••と、 興奮必至の日程が組まれております。
はい、FISオフィシャルの日程、どーん!
出場が予想される日本選手は
全日本スキー連盟のサイトに、さきほど掲載されました。
【引用元:SAJ】
氏名 年齢 所属 小林 陵侑 27 TEAM ROY 二階堂 蓮 22 日本ビールスキー部 小林 潤志郎 32 雪印メグミルクスキー部 中村 直幹 27 Flying Laboratory SC 竹内 択 36 team taku 葛西 紀明 51 土屋ホームスキー部 佐藤 慧一 26 雪印メグミルクスキー部 小林 朔太郎 23 草津スキークラブ 坂野 旭飛 18 下川商業高校
W杯を転戦しているメンバー([n]は最新のランキング)
- 小林陵侑[3]
- 二階堂蓮[19]
- 小林潤志郎[34]
- 中村直幹[48]
- 竹内択[62]
に加えて、国内での代表争いを制したジャンパーたちが合流。ワクワクしますね。
一方の海外勢、昨シーズンは有名どころが全員来てくださったと記憶しています。
目下今季W杯ランキング1位をひた走るクラフトさんも当時、札幌とは相性がよいとのリップサービスを残し、しっかり2戦目を獲って帰られましたからね。2022-2023シーズンは怖いくらい強かったグラネルさんも来てました。
今年は誰が来てくれるのかな〜、みんな来てくれたらうれしいな〜。
特筆すべき二階堂選手の活躍
近頃トレンドの団体戦は、2人1組のスーパーチーム戦。
この団体戦で陵侑選手と今年タッグを組んでチームを引っ張り上げているのが、「ニッカレン」こと二階堂蓮選手。
直近のレークプラシッドでは1桁8位に入り、W杯ポイントランキングも現在19位!ザイツ選手とグラネル選手に上下を挟まれているというスリリングな展開となっています。
今季10月のNHK杯で、大倉山のサマー大会バッケンレコードを147.5㍍に塗り替えた二階堂選手。W杯で冬の記録も更新してしまいましょう!
注目は現在トップ3の壮絶な入れ替え!?
直近のアメリカ・レークプラシッドでの戦いを終え、W杯総合順位のトップ3は以下となっています。
1位:1236pt/シュテファン・クラフト(AUT)
2位:1027pt/アンドレア・ヴェリンガー(GER)
3位:1021pt/小林陵侑(JPN)
4位のヘール選手が661ptですから、もう総合優勝の行方は、この3選手に絞られたといっても過言ではないと思われ。
ということで、
クラフト・ヴェリンガー・陵侑の3選手に着目し!
Excel好きの私が!
FISの公式データを元に!
独自の算出方法で!
勝手に戦況を分析してみることに。
今季、14戦目が悪天候のためキャンセルとなっているので、それを除く第1戦から19戦まで、全18戦のデータを元にもろもろ集計しています。
データ1:総合順位の推移
まずは、W杯総合順位の推移を見てみます。
開幕1戦目からいきなり4連勝の超絶スタートダッシュでクラフト選手が独り勝ち状態。初戦から一度も首位を譲ることなくトップに君臨しています。
ヴェリンガー選手は第3戦目で2位に躍り出て以来、安定の位置をキープ。毎試合、絶対に上位は外さない強さがあります。
我らが陵侑選手は6位スタートのあと、2戦目3戦目でベスト10割りして順位を落としてしまいます。その後、5戦目で初めて3位表彰台に登ってV字回復、ご存じ9戦目からの4ヒルズでさらなる右肩上がり。11戦目で3位に浮上してからは、こちらもトップ3の座を守り続けています。
データ2:ラウンドごとの順位獲得数比べ
次は、各選手がどの順位を何回獲得したか、のデータです。
1位の獲得数が圧倒的に多いクラフト選手。毎回100ptをズンズン積み上げていくんだからそりゃあ強いに決まってますよね。その一方で、突如24位という”らしくない”順位になったり、第16戦では1本目39位で2本目に進めなかった•••という意外な結末を迎えて我々を驚かせたことも。
常にベスト5に入っている印象のヴェリンガー選手。表彰台も9回登ってます。大失敗するってことがないんですよね。必ず帳尻を合わせてきます。強い!爽やかで柔和な笑顔の下に秘めた闘志がステキです。
大失敗するってことがない、と言えば、この表からも明白なのが陵侑選手。
最低の順位が13位、とほかの2人に比べて浅いです。直近の10戦で全てベスト10入りしているのも陵侑選手だけのアドバンテージ。 上り調子なのがうれしいですね。
データ3:ポイントランキング推移
W杯の最終順位を決める、いちばん大事なデータです。
3選手とも脱落することなく綺麗に正比例を目指しています。
そんな中、直近では陵侑選手がグイッと角度を上げ、上位の2人を脅かしているのがわかります。ヴェリンガー選手とは、もう差がありません。
週末の札幌で、何かが起こる•••かも?
日本のファンが、大声でエールを送ってますからねーーー!!
データ4:獲得賞金ランキングの推移
いえね。ちょっと気になったもんだから。
やらしい話でごめんなさいね・・・でも、彼らにとっては勲章なんだから、いいわよね。
どーん!
陵侑選手、暫定トップです!
何と言っても4Hills=ジャンプ週間の優勝がめちゃめちゃ大きかった。いただける報酬の桁がひとつ違うんですね~。そのほかにも、大会によっては予選で1位になるといただけちゃうパターンもあり、陵侑選手はそこでも外さない強さを発揮しています。ラウンドごとの順位だけでは計り知れない、もうひとつの輝かしいランキングです。
W杯男子札幌大会はテレビでも
ということで、絶対に見逃せないW杯札幌大会ですが、全国民がフォローできるように地上波テレビ中継が入ります。
2月17日(土)第20戦【NHK BS】
札幌での初戦はNHKさんです。
時間は、2月17日(土) 午後4:00 〜 午後6:00。
2月18日(日)第21戦【日テレ】
最終戦は日テレ系列。
地元北海道ではSTVとなり、そちらが番組公式サイトとなってます。
【日テレ】
【STV】
チケットもまだ間に合う!
ローソンチケットで販売中。
最前列で選手たちを拝める「エキサイティングゾーン」は完売ですが、好きな場所で好きな眺めを楽しめる「スタンダードエリア」はまだ入手可能!前売り券が断然お得ですね。
詳細はこちらから
今回、新たな試みとして、極上フレンチ&選手たちと交流できるという「VIP観戦エリアチケット」というのも発売されていました。瞬殺でソールドアウトでしたが・・・。
男女五輪メダリストのいる日本ですから、運営側も盛り上げようと改革推進中ですね。
世界中のジャンパーたちがスタート台に載ったとき、眼下の雪原が人間の頭で見えなくなるくらいのおもてなし、したいですよね。
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