日本を代表するエースが揃ったお宝大会
2022年8月6日(土)。
札幌大倉山シャンツェに、スキージャンプラージヒルを観に行ってきました!
正式名称「第23回札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会 ラージヒル競技(HS 137)」。昨晩この試合があることを知り、生観戦を決意。
陵侑選手が出場するのです。行かない選択肢はありません!
大会の概要など
朝9時テストジャンプスタート、10時競技開始とのことで、9時を目指しましたが、ちょいと出遅れ・・・。シャトルバスの出る市営地下鉄円山公園駅に着いたのは9:40頃だったでしょうか。
バス乗り場には約20人くらいが列をなしていました。
このたびの「札幌市長杯」は初の観戦です。
どなたのお取り計らいかは存じ上げませんが、なんとなんと。
- 大倉山までのシャトルバス乗車⇒無料
- 観戦入場⇒無料
毎年こんな恩恵をあずかれる大会だったのでしょうか。(1席ン万円のフィギュアスケートとは大違いです!)
会場に入ると、本日のスタートリストが配られます。
ゾクゾクするようなメンバーがそろっています!
テストジャンプが終わりました。
ちなみに陵侑選手はテストジャンプを回避。
彼のジャンプを見る機会が1回減ったことは単純に悲しかったですけれども、本番への期待がますます高まります。
1回目の試技
私はブレーキングトラックの真横に位置していました。
ジャンプ台を真下から一直線に望み、遥か彼方にある頂上も目視でき、スタート前の選手を写すオーロラビジョンも見え、なおかつランディングした後の選手の通路も間近となるお気に入りのポジションです。
女子はひとり別次元の121mを飛んだ伊藤有希選手が1本目終了時点で1位となりました。
男子は船木選手、葛西選手、竹内選手らビッグネームの方々も名を連ね、ビブナンバー56番の佐藤幸椰選手が130mを飛んで一気にヒートアップします。
そして次の小林陵侑選手の前でゲートが下がるアナウンスが。
ちょっと待たされた後飛んできた陵侑選手、この日最長不倒の132mです!
男子成人組、1回目終了時点の結果。
57 小林陵侑
56 佐藤幸椰
61 渡部弘晃
62 二階堂漣
43 葛西紀明
59 竹内択
2回目の試技まで20分くらいあったでしょうか。
その間に、リアルタイムで2回目のスタートリストが配られます。
2回目の試技
場所を移動して観戦しようと思い立ちました。
目指すはここ!
空中を滑走中の選手とランディングの瞬間をより臨場感たっぷりに見られる観覧席。
最上段を目指し、急こう配の山道を歩いていきます。
登り始めてすぐ。
左側に下段観覧席の階段が見えますが、ここで「けもの道じゃねの?」くらい未知の右側に折れます。
写真では伝わりにくいですが、めっちゃキツい上り!
平衡感覚が失われ、足の甲とすねが鋭角に曲がるほどの勾配です!
つ、着いた!
た、高い!
さて。
この間も選手たちがどんどん滑走してゆきます。
ランディングエリアは横から見ると想像以上に勾配がきつく、すごい迫力です。
アプローチは角度的に見えないので、頭上から突然選手が姿を現し、恐ろしいスピードで駆け下りていって、これまたとんでもない勢いで着地します。テレビ観戦に近いアングルではありますが、どんな大型テレビでも再現できない強烈なライブ感に支配されるのがわかります。
その一方で、ここにいるとリフトに乗ってゆっくり頂上を目指す選手たちが見られたりします。ちょっとお宝感がありますね。
はしゃいで写真や動画をとりまくったおかげで、私の携帯はすでに電源が赤ランプ。
それでも最後の陵侑選手の飛躍はぜひとも動画に収めたいと心に決めます。
大トリの出番!
トリの幸椰選手が試技を終え、いよいよ大トリを待つばかりとなりました。
電光掲示板には
「57 コバヤシ リョウユウ 119.0m To Top」
と映し出されます。
どうやらまたもやゲートが下げられている模様で、しばらく待たされます。To Topも117.0mに書き換えられました。
(バッテリーが切れる~、早く~)
「世界の小林陵侑!」
のDJに後押しされ、ようやく陵侑選手が空中に現れます。
美しい飛型、なめらかなランディングとテレマーク。
130m~!!
さ・す・が!
表彰式
会場には、札幌市長杯ということで当然のことながら秋元市長、そして橋本聖子氏、原田雅彦氏もご臨席でしたね。
お三方は表彰式でプレゼンターを務められました。
そして、2030年の招致を目指す札幌五輪についても熱く語られ、観客のみなさんに協力と理解を求められていました。
観客の入りは、陵侑選手五輪金前の昨年10月UHB杯と同じくらいの印象でしたが、報道を見ると1300人もいたのですね!
選手のみなさん、おつかれさまでした!!
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